西宮市 耳鼻咽喉科 中耳炎 めまい 耳鳴り アレルギー性鼻炎 花粉症
耳そうじだけしてもらいたくて受診してもいいのでしょうか?
耳あかを取ることは、診療行為にあたりますので、受診いただいて問題ありません。
耳鳴りがするのですが、耳鼻咽喉科を受診すればよいのでしょうか?
色々な要因で耳鳴りは起こりますが、耳鳴りの原因で最も多いのは難聴に伴う耳鳴りです。
まずは耳鼻咽喉科を受診するようにしてください。
また、聴力が正常であるのに耳鳴りが起こる場合は、全身的な検査や脳の検査が必要になる
場合もあります。
中耳炎とはどんな病気ですか?
耳の構造は、大きく「外耳」「中耳」「内耳」に分かれますが、この「中耳」の部分に細菌やウイルスなどが感染して炎症が起きたり、うみや液体がたまる病気が中耳炎です。
耳の痛み、発熱、耳だれ(耳漏)、耳がつまった感じなどの症状がでます。
3歳以下のお子さんが特にかかりやすい病気です。
耳に水が入ってしまいました。中耳炎になってしまいますか?
耳に水が入ると必ず中耳炎になるわけではありません。耳から入った水で起こる炎症は
外耳炎が殆どです。中耳炎は鼻を経由してなることが多いですが、鼓膜に穴が開いている場合は
元々の中耳炎が悪化する場合があります。
急性中耳炎になったら、お風呂や水泳はどうしたらよいですか?
水泳や入浴は、中耳炎の状態を悪くすることがありますので、事前に医師に確認を取りましょう。
乳幼児の中耳炎はどんなことに注意したらよいですか?
乳幼児の場合、自分から症状を訴えることが少なく、なかなか見つからないことがあります。日常生活の中で、以下のようなサインがないかをチェックするよう心がけましょう。おかしいと感じた場合、早めに受診して下さい。
1. ふだんよりも耳をよく触っている
2. 耳を気にする素振りがある
3. 耳を触ると嫌がる
4. 後ろから名前を呼んでもすぐに反応しない
5. 会話を何度も聞き返す
6. 耳漏がある
中耳炎が長引いていて不安です。大丈夫でしょうか?
急性中耳炎は、きちんと治療をすれば、1週間~10日ほどで完治します。しかし、耳痛や発熱などの自覚症状が軽くなったからといって、自己判断で通院や服薬をやめてしまうと、急性中耳炎が滲出性中耳炎に移行してしまったり、何度も中耳炎を繰り返し、慢性中耳炎に移行することにもつながります。
滲出性中耳炎や慢性中耳炎は、完治するまでに時間がかかることもあって、通院を苦痛に思う患者さんも少なくありません。しかし定期的に鼓膜や鼻の状態を観察しておかないと、中耳炎の状態が、いつのまにか悪くなっていることもあります。
重い難聴や、合併症を防ぐためにも、きちんと治療を続けましょう。